B面:《Recommend Book》"Hedi Slimaneの世界!" スタジオボイス 2008年4月号より

サンローランのディレクター就任、ファッション界への復帰によって、

世がエディスリマンに沸いていた時期は過ぎましたが、

好きなものはやはり好きということで、今日は本棚からこの一冊を紹介します。

スタジオボイス2008年4月号。

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これ中野ブロードウェイにある古本屋で発掘してきました(笑)

Dior Hommeのデザイナー時代には、日本のファッション好き男子にエディ信者が大量発生。スキニーデニムブームの火付け役も彼。

そんな人を惹き付けて止まない彼を特集したスタジオボイス(2008年4月号)は、

Dior Hommeから離れた後、一人のアーティストとしてパリのアルミン・レッシュ・ギャラリー(サンローランデザイナーになるまでエディが所属していたギャラリー)で初の個展を開く機会に出版されたもの。

突然のデザイナー引退に、「彼はどこに向かっているのか?」というタイトルのインタビューを交え、人々の関心に応える号になっている。

 

今エディが作るコレクションが、巨匠イヴ・サンローランの築いてきたエレガンスを

継承できているかは賛否両論あるだろう。

しかし、サンローランの地を借りて、彼がファッション界に戻ってきて、

服という表現媒体を用いることで、

多くの人が「着る」という行為によって、再び彼の思想や彼の美学に共感することができるようになったことは、とても喜ばしいことであると思う。

服は、多くの人が着て、流行になることで

時代の1シーンを作っていくことを可能にする特別な媒体だ。

 

様々な地のカルチャーや音楽からインスピレーションを受けて、

永遠に青年の心を表現し続けるエディ・スリマンという表現者がいたことは

(日本の永遠の青年 尾崎 豊 に似たところがあると思うのは私だけだろうか?)

服飾史を辿れば、これからもずっと先のティーンエイジ達も知ることができる。

そう思うだけでワクワクしてくる。

 

 

以下、サンローランのディレクターしている今読んでも、

興味深い部分を抜粋してみた。

Q.70年代にテディボーイリヴァイバルを仕掛けたヴィヴィアン・ウエストウッドは、後にBボーイのスタイルについて「低能」と言い切っていましたが、あなたはBボーイスタイルについてどう思っていますか?

Hedi: 「ストリートから自発的に出てきて社会現象にまで発展するようなムーブメントには、いつも惹き付けられる。こっちで価値を決めつけるようなものじゃないと思う。」

  

音楽を聴いているときに、コレクションの内容が思い浮かぶんだ。頭の中にショーが進行する様子が湧いてくる。」

「音楽は僕たち一人一人の生き方を表す。何曲かの歌だけで、ひとつの人生をまるごと辿ることだってできる。」

Q.あなたにとってロックとは何ですか?

「僕の子供時代、青年時代。僕の日常そのもの。」「20歳の頃はオペラを大量に聴いていたよ。」

Q.あなたにとって写真独自の魅力とは何ですか?

「カメラと僕と、二人きりになれるということ。」

Q.「あなたの写真にとって「思い出」や「愛」も重要だと思いますが、その他に大切にしていることは?

『生のエネルギー』かな。あとは、『もろさ』『安楽』

 

 P.S. フイナムさんへ。 フイナムさんの公式Bloggerになりたいです!これを読んでいたらどうぞ宜しく!